2012年10月02日

攻殻機動隊の映像化について

攻殻機動隊は、士郎正宗という漫画家の、一巻もののSF漫画作品で、
大友克洋などに比べれば多少絵柄に粗さは見えるものの、欄外への異常な
書き込みの数や、サイバーパンク小説並の高密度な設定の数々で、話題を
さらった作品だ。

この作品の映像化に最初に抜擢されたのは、「うる星やつら」や
「パトレイバー」などのアニメシリーズで知られる監督の押井守だった。

最初の映画「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」は、
アメリカのビデオセールス・チャートで日本の映像作品としては初の
全米一位を記録して注目された。

しかし、この作品の真価は、むしろセールス的なことよりも、後の
日本のアニメ界への影響力の方が大きいような気がする。



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攻殻機動隊の映像化について